あなたは自宅の冷蔵庫の中身を、すべて把握してますか?
どこに、何がどれくらいあるかを
完璧に頭に思い浮かべられる人は
果たしてどのくらいいるでしょうか?
買ったものを手前から入れてしまうと、
古いものはどんどん冷蔵庫の奥のほうで
その存在を忘れられ、
気付いた時には、賞味期限切れ、
なんてこともあるのではないでしょうか。
豆腐があるのを忘れて、
新しい豆腐を買ってきてしまったり
なんてことも…。
食べきれなかった食品を捨てるのは、
食べ物もお金も両方無駄にしている
ということなのです。
食べ物を大切にして食費の節約もできるように、
冷蔵庫の中身をきちんと把握できるようにしましょう。
中身を把握しやすい冷蔵庫にするには、
- ぎゅうぎゅうに詰め込まずに7割程度の量にする
- ケースは透明のものを使う
- 定位置を決める
というのがたいへん効果的です。
この機会にぜひ、
あなたの家の冷蔵庫を
見直してみてはいかがですか?
冷蔵庫の中身を上手に把握するには7割以下で!
冷蔵庫に何が入っているのかを把握できないのは、
ものが多すぎるからです。
奥に入っているものが見えなくなるくらい
食品を詰め込むのはNG!
何があるのかを確認するため、
冷蔵庫を開ける頻度が増えてしまいます。
さらに奥にあるのものを探すために
扉を開ける時間も長くなります。
扉を頻繁に開けたり、長時間開けっぱなしにすると
庫内の温度が上がるので
それを冷やすために電気代が余計にかかってしまいます。
中の食品も傷みやすくなり、
夏なら食中毒にかかる危険性も!
冷蔵庫の中に入れるものは
7割以下にすると冷気が通りやすく、
効率よく庫内を冷やすことができます。
冷蔵庫に食品をたくさん詰め込むのは
デメリットばかり。。。
余白のある冷蔵庫収納を心掛けましょう。
まずはものを減らすことからスタートです。
冷蔵庫の中身をすべて取り出し、断捨離しましょう。
これは大変な作業になりますが、
買い物に行く前の、ものが少ないタイミングで
行うと良いでしょう。
冷蔵庫の中の賞味期限切れのものはもちろん捨てます。
食べるかどうか微妙なものは
食べれない可能性が高いので、
思い切って捨ててしまいましょう。
食品や調味料のパッケージの生活感を隠すために、
ケースで目隠しする収納法もありますが、
そうすると、
何が入っているのか分かりづらくなります。
確かに見た目はおしゃれなのですが
在庫管理をするという観点からは
あまりおすすめできません。
取り出しやすいよう、ケースを使う場合には
透明のもの選びましょう。
家族のだれでもすぐにわかるような収納が理想的です。
冷蔵庫のどの場所に何を置くか、
はじめに定位置を決めておくことも重要です。
例えばジュース類がいろんな場所にあると、
本当はまだあるのに
新しいものを買ってしまう原因にもなります。
飲料系はすべてここに置く、
というふうにカテゴリごとに位置を決めるのです。
朝食の時に使うふりかけや佃煮のびんなどは
朝食セットとして同じケースにまとめておくと、
朝の準備がとても楽になりますよ。
奥にあるものもすぐ見えるようにするためには、
長さのあるトレーなどに入れて、
引き出せるようにしておくのがおすすめです。
古いものはなるべく手前におくと、
忘れて賞味期限切れになるのを
防ぐことができます。
冷凍庫は詰めたほうが電気代の節約になる!
隙間ができるように7割収納にする冷蔵庫とは違って
冷凍庫は、隙間なくぎゅうぎゅうに詰めるほうが
電気代の節約になります。
ただし、ぎゅうぎゅうに入っている状態では
中身がわかりづらいので、
扉を開ける時間が長くなってしまいますよね?
冷凍庫に入れておけばいつまででも食べられる、
と思いがちですが、冷凍庫も温度の変化が多いと
食品が傷みやすくなります。
冷凍食品を長持ちさせるためにも
扉を開ける時間は最短にしましょう。
そして、何が入っているのかが
すぐわかるように収納しましょう。
冷凍庫の場合は保存容器や
保存袋などを使って立てて入れるのがおすすめです。
少しの量を大きい容器に入れると場所をとってしまうので、
小さなサイズのもの、薄型のものなどを選ぶと
スペースの無駄なく収納できます。
ジップロックなどの保存袋は立てて入れると
中身が見えづらいですよね?
袋状のものには、
食品名を書いたダブルクリップを挟んでおくと、
取り出さなくても中身を把握することができます。
豚肉、ひき肉、冷凍ポテト…などというように
ラベルを貼ったクリップを作っておけば、
毎回使いまわしできるので便利ですよ!
まとめ
冷蔵庫の中身が把握できるようになると、
食べきれずに食品をダメにしたり、
お金をムダにしたりすることが減ります。
また冷蔵庫の扉を開ける回数、
扉を開ける時間も減るので、
冷蔵庫の電気代節約にもつながります。
中身を把握しやすい冷蔵庫にするためには
- ぎゅうぎゅうに詰め込まずに7割程度の量にする
- ケースは透明のものを使う
- 定位置を決める
というのが大切です。
自分だけがわかる冷蔵庫ではなく、
家族みんながわかりやすい冷蔵庫にすることを
目指しましょう!
実際に私がやってみたら、
無駄遣いが減りましたから、
ぜひ試してみてくださいね!